fiat magazine ciao!

#500

NEWS

イタリア旅行キャンペーン当選者ファミリーが花の都フィレンツェへ!イノシシ像の運試しにも挑戦

昨年12月28日から今年1月14日にかけて開催された「イタリア旅行プレゼントキャンペーン」。人気観光都市フィレンツェを訪れ「鼻をなでると幸運が訪れる」と言われているイノシシ像にも会えるというラッキーなこのキャンペーン、応募した方も多いのでは? みんなでRT(リツイート)して、RT数に応じて商品が豪華にアップグレーするこのキャンペーンでのイタリアフィレンツェ旅行はRT数に応じて宿泊ホテルがグレードアップ!皆さまに応募していただき見事5,000RTを達成し5星ホテルにグレードアップしました。 そんなラッキーなキャンペーンに多数の応募者の中から見事当選したのは岡山県在住の森元路子さん。7月下旬、ご家族と一緒に花の都フィレンツェを訪れたところを現地でインタビューしました。 キャンペーンの応募動機と当選した時の気持ちは? 「かわいい!かっこいい!素敵な車を見たいな〜とフィアットのホームページを見ていたらたまたまこのキャンペーンを見つけ、気軽な気持ちで応募しました。」という森元さん。 日頃から簡単に応募できる懸賞にはよく応募し、化粧品や雑貨などは時々当選することもあったそうですが、今回のような海外旅行の当選は初めてということで、当選の電話がかかってきた時は信じられずに思わず「はい、はい」とそっけない回答しかできなかったそうです。 「まさか自分が当たるなんて思ってもみませんでしたし、海外旅行の懸賞とか本当に当たる人がいるのだろうか? くらいに思っていたので幻でも見ているような気持ちでした。正直応募していたことも忘れていたくらいです(笑)」 ヨーロッパ旅行は初めてという森元さんのフィレンツェに対する事前イメージは「絵の中の街!カラフルで綺麗な街!」。ご主人の陽平さんととともに買い物が今回の旅行の一番の楽しみで薬局や革製品ショップめぐりをしたいと旅行前に話していました。 宿泊先はフィレンツェの5つ星ホテル「ザ・ウェスティン・エクセルシオール・ホテル」 キャンペーンの宿泊先はフィレンツェの5つ星ホテル「ザ・ウェスティン・エクセルシオール・ホテル」。アルノ川沿いのオニッサンティ広場に位置するこのホテルは街の中心部にあり観光にも便利です。 最上階にはレストラン「SE・STO On Arno」があり、フィレンツェのパノラマを見下ろしながら美味しい食事が楽しめるとあって観光客から人気があります。 「とてもきれいなホテルで、いろんなところに歴史の感じられる美術品があり、それらを見ているだけでも楽しめました。スタッフの方も親切で快適に過ごすことができました。子供たちは回転扉がとても気に入って、次男の育叶には おうちのドアをこれにしようや! とお願いされました(笑)」 森元さん一家がフィレンツェを訪れた日は、あいにくフィレンツェでもこの夏一番の暑さで、日中は40度を超える猛暑日。冷房の効いたホテルロビーを出る時には少々気合がいるほどの暑さでしたが、初めてのフィレンツェの街へ。なるべく日陰を通りながらイノシシ像方面へと向かいました。 ザ・ウェスティン・エクセルシオール・ホテルからイノシシ像までの道のり 路駐のFIATをあれこれ品定め、「4駆もチンクエチェントもいいな」 ホテルから出てアルノ川沿いを歩いていると、ずらっと並んでいる路駐車の中にたくさんのFIATを発見。思わず森元さんご家族も足を止め、あれこれ品定め。 「 実はFIATは所有していないんです。当選を聞いてから、FIATの車を見かけるたびに私たちのFIATが欲しい!!とFIATの車を探すようになりました。4駆タイプが欲しいと思っていたのですが、チンクエチェントを見るとこれもかわいくて迷ってしまいます。眺める分にはビタミンカラーもいいなと思うのですが、実際に所有するなら白がいいかな。」 二人の息子さんたちは前後の隙間がほとんどない見事な縦列駐車に目が釘付けに。「隙間がこれだけしかないよ!」と、イタリア人の路駐テクニックに興奮していました。 おしゃれでかわいいカラフルな街並みに、歩いているだけでテンションアップ ホテルからイノシシ像に向かうまでの途中、フィレンツェの観光名所「ポンテベッキオ」や「シニョリーア広場」も観光しました。花の都フィレンツェは街の中心部に観光名所が集結していてどこでも徒歩で行けるのも魅力で、また「オープンエアの美術館」と称されているほど街中に美術品が溢れているため街歩きがとても楽しい古都です。 「絵本の中やおとぎ話でしかみたことのないおしゃれでかわいいカラフルな街並みに、歩いているだけでとてもテンションが上がりました。そんな街並みから、高級ブランド店のスタイリッシュなお店が現れて見とれてみたり、油絵で描いたような壮大な教会や美術館に圧倒されたりしました。」と森元さん。二人の息子たちも、初めて目にする海外に「ディズニーランドみたい」「宝箱や絵本の世界みたい」と感想を述べていました。 強運の森元さん、イノシシ像の運試しの結果はいかに? 今回のキャンペーンの目玉「亥年にフィレンツェのイノシシ像で運試し」に挑戦するため、イノシシ像へ。フィレンツェのイノシシ像は、革製品などフィレンツェの特産品が並ぶショッピングスポット新市場の回廊(メルカート・ヌオーヴォのロッジャ)にあるブロンズの像で、フィレンツェ市民からはポルチェッリーノ(子豚ちゃん)という愛称で親しまれています。イノシシ像の鼻をなでると幸運が訪れるというもの。 さらに、このイノシシ像には「運試し」のジンクスが。イノシシ像の舌の上にコインを置いて手を離し、コインが滑り落ちて下の土台の格子をすり抜けると願い事が叶うというものなのですが、さて今回のキャンペーンに当選したという強運の森元さんの運試し、果たしてその結果は? 「家族全員、無事にコイン入りました〜!」 さすが強運の持ち主の森元さん!本人のみならず家族全員までもが無事にチャレンジ成功となりました。 FIATヴィンテージ500とブラスバンドのコラボ演奏会も満喫 この後、観光後にホテルに戻るとホテル前のオニッサンティ広場にFIATヴィンテージ500がずらっと並んでいたそうです。 「夕食後ホテルに帰ったら、ホテルの前の広場にたくさんのFIATが停まっていて、なにかのパーティかな?と思ったら、なんとブラスバンドとFIATのコラボレーションの演奏が始まりました!ブラスバンドの人たちの演奏に合わせて、FIATのクラクションを プッププーー! と鳴らしてセッション!素敵過ぎて見入ってしまいました。Italian brass week というイベントだったようです。日本ではきっと見られないFIATヴィンテージカーとブラスバンドのセッションは最高でした!」 大好きFIAT!”私たちのFIAT”を近いうちに持ちたい 旅行の一番の楽しみであったショッピング!今回の旅で訪れるのを楽しみにしていた、革工房IL BRUSCOL。日本人のご夫婦がオーナーを務める素敵なお店で工房見学をさせていただいたり、一生物のお財布を夫婦で記念にオーダーしてきました。 他にもフィレンツェ名物Tボーンステーキ「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」も堪能して大満足のうちに旅行を終えて帰国した森元さん。 「この度は素敵な旅をプレゼントしていただきありがとうございます!いつか近いうちに”私たちのFIAT”を持てるようになりたいと思っています。大好き、FIAT!!!」 2019年、亥年はフィレンツェのイノシシに会いに行こう!https://www.fiat-jp.com/ciao/campaign_firenze-boar/ ※掲載されている内容は2019年9月4日現在の情報となります。詳しくは各レストラン・施設にお問い合わせください。 text・photo:小林真子 […]

LIFESTYLE

アメリカ生活の苦楽を共にする相棒です

小さな赤い宝石に魅了されたのです 中田智子さんは、ご主人のお仕事の都合で、横浜からアメリカ・ミシガン州に移り住むことになりました。まだ小さなお子さんが二人いて、不安もたくさんありましたが、500との出会いですべてがポジティブに進んでいるようです。 「実は私は、FIAT 500のことを知りませんでした」と中田さんは言います。日本にいるときは、クルマを必要としない生活を送っていたので、FIATどころかクルマ自体に興味がなかったご様子。 「アメリカに来て、当然クルマが必要になりました。近所の方がPandaに乗っていて、可愛いな~と日々思っていました。だからPandaにしようかな、とFIATのショールームに行ったところ、出会ってしまったのです」。 そのクルマは店内の中央でひと際輝いていました、と中田さんは回想します。「まるで小さな赤い宝石を見つけたかのような気分になりました。この真っ赤の500を見た瞬間、魅了されたのです」。 中田さんは興奮する気持ちを何とか落ち着けて、ショールームまで乗ってきたご主人のクルマへ向かいました。チャイルドシートをふたつ着ける必要があることを思い出したのです。 お店の方に許可を得て装着させてもらいました。すると問題なく着けられたので、少しの迷いもなく、即決でした。本当に運命の出会いだったと思います」と中田さん。 「ミシガン州ではナンバープレートのデザインが選べるんです。これまでの人生の中で、ナンバープレートのことなんて考えたこともなかったのですが、500に似合うのはどれかな?とあれこれ悩むほどこのクルマが好きなんです」。 500の好きなポイントは「すべてです!」 500が愛車になって何が変わりましたか? と尋ねると、「すべてです」とのご回答。 続けて中田さんは、「アメリカではクルマがないと生活できません。日本での生活からはすべてが変わりました。500はアメリカ生活の苦楽をともにする相棒なんです」と言い切ります。 続けて500の好きなポイントは? という質問にも、「すべてです!」と即答。  「外見はもちろん、内装も可愛いので乗ってもテンションが上がります。私の住んでいるミシガン州の冬は本当に厳しい寒さなのですが、500に乗るとテンションが上がるので、マイナス30度にもなる極寒の季節でも引きこもることなく、私の足取りを軽やかにしてくれます」。  どこへ行くのも500と一緒だという中田さんのお気に入りのドライブスポットは?  「やはりミシガンといえば湖です。この綺麗な湖は私たちの住む土地の象徴ですね。500を走らせていると道の真ん中にグース(ガチョウ)が寝ていたりして、そんなのんびりした場所を走っていると癒されます。子供たちの学校や習い事の送り迎えや、買い物など日常生活でも、大好きな音楽を聴きながら500をドライブすると本当に気分が上がります」。  中田さんのSNSには、たくさんの500のポストがあります。お子さんとのやりとり、季節の変化、ファッション、音楽……日常のほぼすべてに500が寄り添っているように感じられます。一目惚れだったという最初の出会いから相思相愛は永遠に続きそうです。  街を賑やかに! ストリートを鮮やかに! いちいちかわいいコンパクトカー500はコチラ […]

CULTURE

AmiCono代表・井上舞子さんに訊く、ジェラートの魅力って何ですか?

「世界中の“友達”をハッピーにするジェラテリア」をコンセプトに、2017年11月に東京・自由が丘にオープンした『AmiCono JIYUGAOKA(アミコーノ自由が丘)』。今年7月に開催されたFIAT PICNICにも出店していたので、こちらのジェラートを味わったフィアットオーナーの方も多いのでは? オーナー兼ジェラティエーレである井上舞子さんは「母が黄色の500に乗っていますし、FIAT大好きなんですよ」と言います。ジェラート作りはフィレンツェで学んだという井上さんにジェラートの魅力を伺ってきました。  ジェラート店をスタートさせたきっかけは? まずはジェラート店をやろうと思ったきっかけを井上さんに訊きました。  「理系の大学に通っていたのですが、アルバイトで始めた飲食業界に惹かれてしまい、親の反対を押し切って、そのままバイト先のレストランに就職したんです。バンケットという様々なパーティなどをプロデュースする担当でした。そのお店は外国人のお客様も多かったのですが、私は英語が話せませんでした。それがコンプレックスでしたので、退職して思い切ってオーストラリアへワーキングホリデーに出ました」 約1年間をオーストラリアで過ごし帰国。コンプレックスは解消されたのですが、新たな悩みが生まれたと井上さんは言います。 「帰国すると周りの状況が変わっていました。友人は仕事で昇進したり、結婚したり、みんな歩を進めていて、私だけ取り残されているような気分になりました」  そこから井上さんは仕事に没頭します。白金にあるイタリア料理店の店長となり、オープンから閉店まで、毎日働いたというのです。  「がむしゃらに働いていたのですが、30歳を目前にして、このままでいいのかな、とも考えるようになったのです。飲食業をやっていると最終的に独立しないと楽しくないのかな、とか。私にしかできないことって何だろうと毎日考えるようになったのです。悩んでましたね」  そこで井上さんは、ご自身が好きなモノやコトをノートに書き始めたといいます。記されたワードのひとつが海外旅行でした。  「それまでイタリア料理店で働いているのにイタリアに行ったことがなかったんです。友人とふたり、ミラノ、ヴェネツィア、ローマ、フィレンツェを巡りました。その時の写真を見ていると、ジェラートのものがとても多かったんです。なんでこんなにジェラートの写真を撮ったのだろう、と思い返しました。ジェラートのカラフルさが好きだったのもありますが、とにかく年齢、性別関係なく、イタリアでは誰もがジェラートを楽しんでいたことを鮮明に思い出したんです」  そこからの井上さんの行動は素早かったのです。  「食は本場で学ぶ、という考えを持っていましたので、ジェラートならフィレンツェに行くしかないと考えました」  フィレンツェでは毎日、毎日ジェラートのことだけを考えていました ちょうど30歳と半年を数える日にフィレンツェへと旅立った井上さん。  「日本から修業をお願いしていたジェラート屋さんはドゥオーモのそばにありました。アンティカ・ジェラテリア・フィオレンティーナというお店です」 無事、フィレンツェに降り立った井上さんですが、修業の時間は限られていました。 「毎日夜遅くまで働きました。アンティカでは他にも修業している人がいたのでフルタイムでは働けませんでした。だから別のジェラート屋にお願いして働かせてもらいました。毎日、毎日ジェラートのことばかり考えていました」 フィレンツェのすべてのジェラート店を訪れたと言います。  「全部で54店。味わい、店構え、接客を勉強しました」  フィレンツェで学んだことは?と訊くと。  「ジェラートは食材の味がストレートに出ます。つまりごまかしがきかないのです。だから季節の旬を大事にする必要があるということを学びました。日本のスーパーマーケットには、季節外れのものも揃えています。それは便利なことですが、自然なことではありませんね」  フィレンツェでの修業を終え、帰国した井上さんにまた新たなる壁が現れます。 「それまで飲食店の店長をやったことはあったのですが、お店をゼロから作ったり、経営したことはなかったのです。当然、ジェラート店を開業する方法がわかりませんでした」  途方に暮れる井上さんに運が味方します。  「昔から可愛がっていただいていた飲食業界の社長が雇ってくれたんです。でも、入社前にいいました。私は3年後に独立します、と」  そこは「チャヤマクロビ」というマクロビをはじめとする自然食を扱う会社でした。そこでの仕事のひとつに4店舗のオープンとリモデルを担当。業者への依頼や契約、保健所への申請など、飲食店を開業するためのノウハウを得たのです。 「マクロビオティックやアレルギー対応の料理、添加物について触れることで、社会における重要性や必要としている方々がこんなにも多くいらっしゃるということを学びました。乳アレルギーを持つ小さなお子様が、「ママ、僕もアイスが食べられた」と豆乳のアイスを頬張るお子様を目の前で見たとき、目頭が熱くなったのを今でも思い出します」 ジェラートは人をハッピーにする 「入社して2年目に自由が丘に私用があってこの店の前を偶然通ったんです。テナント募集という張り紙があって。独立するならここだ、と直感しました。すぐに不動産屋さんに電話をしたのですが、残念ながら先約があるとのことでした」  しかし、縁があったようです。  「その1ヶ月後にまたここを通ると、まだ張り紙があったのです。改めて電話をすると先約はキャンセルされた、と」  そこから井上さんの行動は、またも素早かったのです。 「会社に辞職届を出したのが8月。有休を使って開店へ向け、店舗を改修したり、銀行から融資を得て機材を買ったり。そして、2017年11月の28日にオープンさせました」  3年を待たず、2年で独立を果たしたのです。  寒い季節のジェラート店は、大変だったのでは。  「バタバタの中でオープンさせたので逆にいい助走となりました。ビジネスとしては卸しも開店と同時にはじめて、すぐに目黒の八芳園さんや、今までお世話になったシェフたち10店舗ほどが取引してくれましたので春先への準備期間にあてることができました」 開店から2年を迎えようとするアミコーノは地元でも愛される存在になっているようです。  「11月の寒空にジェラート屋がオープンだって?と不思議がられる存在でしたが、いまではほぼ毎日来店してくださる84歳のおじいさんがいます。2日いらっしゃらないと心配で電話しちゃうほどの仲です。小学校2年生のお子さんは今までお母さんと一緒に来てましたが、そろそろ一人で来させますとお母さんは言います」  取材当日も常連さんがひっきりなしに訪れてきます。最後に井上さんにとってジェラートとはどんな存在なのかを伺いました。  「ご来店いただいた皆さん全員にHAPPYになってもらいたいので、ヴィーガン対応メニュー、卵や乳アレルギーの方々向けのジェラートも用意しています。ジェラートを食べながら悲しい気持ちになったり、喧嘩をする人っていないですよね。ジェラートは人をハッピーにする力があると思います。そして、フィレンツェで見たように老若男女を問わず、皆が笑顔でジェラートを楽しんでいただければと思います」 AmiCono(アミコーノ)東京都世田谷区奥沢5-27-9  ☎03-5755-5183  https://amicono.official.ec/ 営業時間11:00-19:00  不定休 ジェラート¥380~、ドリンク¥250~  2Fにはイートインスペースがあります ジェラートワールドツアージャパン 2019 横浜 チケットを当てて投票しよう! 日本No.1の称号は誰の手に!? […]

LIFESTYLE

ピッティ・イマジネ・ウオモ会場から、フィアット車に似合うこの夏のファッションをチェック!!

今年で第96回を迎えたメンズファッションの祭典「PITTI IMMAGINE UOMO(ピッティ・イマジネ・ウオモ)」。イタリアだけではなく世界中からお洒落な紳士&淑女が集う世界最大級の男性ファッションの見本市として知られています。6月11日~14日の間、フィレンツェ・バッソ要塞で開催され、来場したファッショニスタたちが最新のコーディネートを披露しました。そこで我々fiat magazine CIAO!は、フィアット車に似合うファッションを探してきました。 この夏のトレンドアイテムをチェック! かつて大ブームを起こしたカーゴパンツが今シーズンまた復活の兆しです。以前はスタッズや迷彩柄などのハードなデザインが主流でしたが、上品に穿きこなすのが今のトレンド。こちらのような白のカーゴパンツにジャケットという洗練された着こなしで、アイボリーカラーのルーフを全開にしたボサノバ ホワイトの「500C」で、リゾート地へ出かけてみては? ここ数年ブームとなっているコロニアルスタイル。それを代表するアイテム、サファリジャケットも男らしいエレガンスを表すアイテムとして定番化。今シーズンは、モダナイズされたデザインのものも多く見受けられました。サファリジャケットのフロントを絶妙に開けて、ダンガリー素材のタブカラーシャツとネクタイのコーディネートを上手く見せた都会派カントリースタイルは、カプチーノ ベージュのアーバンSUV「500X」でのドライブに似合いそうですね! 夏のキーアイテムとして定着したのがベスト(ジレ)。Tシャツに羽織るだけで単調になりがちな夏のファッションに奥行きを与えてくれます。ところで、フィアット車の色とりどりのボディカラーを装いのどこかで使うと統一感が出ます。使う面積が大き過ぎると失敗しがちですが、こちらのジレのようなマルチストライプでさり気なく色を合わせると簡単です。あなたのクルマの色を使ったジレを探してみてください。 大人の夏シャツの定番といえば、オープンカラー(開襟)など大きく襟が開いたデザインのものですが、ファッショニスタたちの間で支持が高まってきているのがバンドカラーシャツ。Tシャツではカジュアル過ぎますが、立ち襟のデザインできれいめなヌケ感を出せるのが人気の秘密。また半袖ではなく、長袖を洒脱に腕まくりすることで大人っぽさが演出できます。 今回のピッティ会場で増えてきたのが、ブラックコーディネートです。パンツブランドPT01のディレクター、ドメニコ・ジャンフラーテ氏もいち早くブラックベースのスタイリングを着こなしています。「Panda」のモード グレー・カラーと合わせれば、よりシックな印象に。 ジャケットはボタンを留めないダブルが主流 ダブルのジャケットがまた復活しているようです。ただしかつてのようにタイドアップしてクラシックに着るのではなく、ボタンを留めず、さらにカジュアルなアイテムとの組み合わせ、軽やかに着こなすのが主流のようです。 Tシャツにカモフラ柄のジレを合わせた着こなしは、まさにピッティならではの柔軟な発想のコーディネートです。 左の男性のようなTシャツにホワイトデニムを合わせた西海岸的な着こなしや、右の男性のシャツにトラウザースを合わせたトラッド風味なコーディネートなど、ダブルジャケットは様々なコーディネートが楽しめます。 ピッティの名物ファッショニスタとして有名なアレッサンドロ・スクアルツィ氏(左)とウェイ・コー氏(右)の2人が揃い踏み。2人ともラグジュアリーなリゾート風スタイルでジャケットの上にシャツの襟を出した着こなしが目を惹きます。さらにイタリアのクラシコなシャツもアロハテイストな柄で、一歩先ゆく新鮮なコーディネートです。 女性も大柄なストライプのダブルのスーツに、オープンカラーの派手柄シャツを合わせたコーディネート。まさにトレンド感満載なファッション上級者の着こなしです。 こんなキリリとした服装でキュートな「500」を乗りこなしたら……そのギャップ感に心惹かれます。 スニーカーを上手に取り入れる方法とは? スーツやジャケットでも足元はスニーカーが定番化しました。革靴では重く、サンダルでは軽い印象になってしまうところです。が、スニーカーは、まるで「Panda」のシカクとマルのあいだのカタチ『スクワークル』をちりばめたデザインのような、硬軟のいい所をバランスよく演出してくれるのです。 ダブルのジャケットにTシャツを合わせたスタイルには、グッチのスニーカーで上質なヌケ感を上手に表現しています。 ジレを合わせた王道の“ジャケパン”スタイルも、落ち着いた色合いのスニーカーを合わせることで軽快さがプラスされます。 大人世代のカップルもきれいな白スニーカーをお揃いで履き、品よく若々しくキメています。 暑い日が続き、つい着こなしも楽ちんさだけを求め、結果だらしなく見えてしまうことがあります。そんな時こそ、ご覧いただいたピッティSNAPを参考に、お洒落な夏をお過ごしください! ソフトトップを開けても閉めてもおしゃれなカブリオレモデル500Cはコチラ 洗練されたイタリアンデザイン。すべてが進化したアーバンSUV、500Xはコチラ  […]

DRIVING

フィアット好きの夢が叶うツアー! ヴィンテージの500で巡るフィレンツェの街と田舎

ヴィンテージのFIAT 500で美しいフィレンツェを駆け抜けるツアー 「大好きなフィアットをイタリアで運転してみたい! でも日本から愛車をイタリアまで持っていくのは無理だし……」。フィアット好きならそう思うことも多いのではないでしょうか。そんな人たちの夢が叶うツアーがフィレンツェにあります。フィアットで美しいフィレンツェの街と郊外の田舎を約4時間かけて巡るツアーがそれ。 ドライブするフィアットは、1957年から1977年まで生産されたリアエンジンのNUOVA 500(NUOVAとはイタリア語で新しいの意。このモデルが2代目の500だからそう呼ばれるのです)。  参加したのはフィレンツェのツアー会社「WALKABOUT FLORENCE(ウォークアバウトフローレンス)」の“FIAT 500 TOUR”。このツアーは英語(またはイタリア語)の案内になってしまいますが、英語ができる人にはお勧めのイタリアならではのツアーです。国際運転免許証(AT限定不可)を持っている18歳以上なら誰でも運転での参加が可能です。参加費は1人だと110ユーロ、グループ(1台)では1人85ユーロとなります(2019年7月現在)。 気になるツアーの内容は? ツアー開始時間は9時半と15時の一日二回。待ち合わせのツアー会社オフィスは、観光名所シニョリーア広場のすぐ近くにあるためアクセスがとても便利です。この日の参加者はアメリカ2人、モロッコ2人、フランス2人、ベルギー1人、ポルトガル1人といった国際色豊かな合計8人となりました。  最初にツアー会社のスタッフから運転方法についての説明があるので、これまでヴィンテージの500を運転したことがない人でも安心。ツアー中はガイドが先導し、その後に続いて運転するのでカーナビや、事前に道路を調べる必要もありません。各車両にはトランシーバーが用意されていて、これで先頭のガイドとコミュニケーションをとります。ガイドは全車両が後続しているか随時確認しながら走りますが、うっかり道を間違えたり、ついていけなかった場合にトランシーバーで連絡が取れます。  オフィスを出た後は世界遺産に登録されているフィレンツェ歴史地区の細い路地を抜け、観光名所ポンテベッキオを眺めながら橋を渡ります。観光客の多いアルノ川沿いをヴィンテージの500で走ると、沿道の観光客たちから視線が集まり、写真撮影されることもしばしば。 フィレンツェのパノラマ、郊外の緑溢れる田舎の景色に癒やされて フィレンツェ市内を抜け、木々の緑のアーチが爽やかな通りをミケランジェロ広場方向へと進みます。そのまま通りを上っていき、フィレンツェの街を一望できるサン・ミニアート教会で最初の下車。  この日はガイド歴9年のアレッサンドロ・デ・マルコさんが先導。フィレンツェ近郊のフィエーゾレ出身です。挨拶をすると「今日、写真撮影があると知っていたらお洒落なシャツを着てきたのに残念だな〜!(笑)」と冗談を言う明るく陽気なガイドさんで、ツアー参加者たちからもとても人気がありました。アレッサンドロさんにヴィンテージの500の思い出を尋ねると「僕のおじいさんもこの車に乗っていたんだよ。イタリア人なら誰でも何か思い出がある車だよね」と愛おしそうに車を見つめていました。  ここではガイドのアレッサンドロさんからフィレンツェについてや1000年の歴史を誇るサン・ミニアート教会の観光案内があります。サン・ミニアート教会の中を見学したり、土産物店で買い物したり、美しいパノラマを背景に写真撮影したりと、参加者たちは思い思いに観光を楽しめます。  サン・ミニアート教会観光の後は車に戻りさらに郊外へと向かいます。昔ながらの石壁の細い路地でも小さな500だとラクラク通ることが出来ます。 緑豊かな美しいフィレンツェの田舎のパノラマでは二度目の停車を行い、下車して写真撮影などを楽しみます。 さらに郊外へと進み、丘陵のオリーブ畑へクルマで入っていきます。オリーブ畑の中で三度目の停車。 ここから近くのワイン用ブドウ畑へと徒歩で移動。ブドウ畑ではガイドからトスカーナのワインについての説明があります。ワイン好きな人はガイドからお勧めワインを教えてもらうことも可能。 美しいパノラマを眺めながら参加者たちと旅の思い出を語り合う食事 旅の締めくくりはツアー会社が所有するプライベートテラスでトスカーナの絶景パノラマを楽しみながらの食事です。  この日の内容はトマトのフジッリやブルスケッタ、トスカーナのチーズやサラミ、プロシュートなど。参加者たちはイタリアの食事に舌つづみを打ちながらツアーの感想やイタリア旅行の情報交換といった話題に花を咲かせていました。  食事を堪能した後は再びスタート地点のツアー会社オフィスへと戻ります。豊かな自然の田舎からルネッサンスの街へと戻り、オフィスに到着して約40kmのツアーが終了です。毎回、距離やルートは異なるので公表はできないとツアー会社は言います。が、いずれもフィレンツェの歴史ある街並みと、雄大な自然のある郊外を堪能でき、満足していただけるはずですとも。 まるでイタリアに住んでいるような気分になるツアー 参加者たちにツアーの感想を聞いてみると……  ベルギー人女性「フィレンツェを訪れるのは初めてでしたが、運転はとても簡単でした! イタリアの車を運転しながらの観光は、イタリアに住んでいるかのような気分も味わうことも可能にしてくれました。ガイドのアレッサンドロさんもとても感じが良くて親切でしたし、イタリアの美しい風景も楽しめて大満足でした」。  アメリカ人男性「ヴィンテージカーが大好きで地元でも運転しています。だからイタリアでイタリアのヴィンテージカーを運転してみたいと思い、このツアーを選びました。フィレンツェの田舎道はとても狭いので、FIAT 500はパーフェクトな大きさで、とても運転しやすかったです。初めてのイタリア旅行なのですが、イタリアはすべてにおいて素晴らしいです」。  フィアット好きにはたまらない内容で、運転出来ない人でもガイドの横に同乗して参加することも可能です。イタリアでの素晴らしい思い出をフィアットと作ってみませんか?  WALKABOUT FLORENCEのFIAT 500ツアーはコチラ 500ってどんなクルマ? Text・Photo:小林真子 […]

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FIAT PICNIC 2019開催 フィアットの120周年と500の誕生日を祝っチャオ!

フィアットオーナーやファンのみなさんが一堂に会する毎年恒例の最大級のイベント「FIAT PICNIC」が、2019年7月7日(日)に開催されました。会場となった富士山パーキング(山梨県富士吉田市)で約700 台、約1,400 名もの参加者とともに、ライブパフォーマンスやアクティビティ、そしてたくさんの笑顔があふれる1日を過ごしました。 あいにくの空模様となった当日ですが、開場の朝6時にはすでに大勢の参加者が集い、10時のオープニングセレモニーを待ちわびていました。  500を中心に、新旧フィアット、アバルトが続々集合。このイベントを通して親交を深めたオーナーさまが1年ぶりの再会を喜ぶシーンや、初対面でも好きなものが同じだから自然と会話がはずむシーンなど、フィアットを通して人と人の輪がたくさんできていました。  オープニングセレモニーでは、FCA ジャパン マーケティング本部長のティツィアナ・アランプレセがご挨拶。「今年、フィアットは創業120周年、500は62回目の誕生日を迎えます。フィアットファンのみなさんと一緒にお祝いできることを嬉しく思います。みなさんとの出会い、そして再会を心待ちにしていました。みんなで楽しめば、これくらいの雨なんてへっちゃらですね! 一緒に盛り上がりましょう」とのかけ声に会場は沸き立ちます。  スペシャルゲストとして、イタリア文化会館館長パオロ・カルヴェッティさんが登場。「イタリア人にとってフィアットは人生の一部です。私の最初の愛車もフィアットでした。古い500でデートしたことを今でも覚えています」とコメント。カルヴェッティさんからもフィットへの愛情が伝わってきました。 すっかりおなじみとなった、お笑いコンビ・ハイキングウォーキングのお二人によるスペシャルMC。今回で3年目ということで、彼らとアランプレセの息もピッタリ?! 絶妙なトークで会場は終始笑いに包まれました。 最高のパフォーマンスに魅了されます ステージライブのトップバッターは、世界的ヴァイオリニスト・古澤 巌さんによる演奏。美しい音色が富士山の裾野に響き渡り、観客はすっかり魅了されました。ちなみに古澤さんは、新旧フィアットやアバルトを複数台所有しているフィアットファンのおひとりでもあります。 古澤さんの演奏に続いて、イタリア出身のDJ・ブライアン Jさんの緩急をつけたプレイが会場の熱気をさらに盛り上げます! #MY FIRST FIATにもご登場いただいているフォトパフォーマーARISAKさんによる「自撮り教室」にも多数ご参加者いただきました。「三脚とリモコンのシャッターを使えば、簡単です!」とのこと。愛車と一緒に「映える写真」を撮る方法をみなさん興味津々で教わっていました。「500は丸みを帯びたデザインだから、体を添わせやすい。だから自撮りもしやすくって、本当にフォトジェニックなクルマです」とARISAKさん。  オーナーさま参加の「デコレーションコンテスト」は今年もにぎやかです! 新旧さまざまなフィアット&アバルト車をオーナーさまが思い思いに飾り付ける「デコレ ーションコンテスト」。ユニークさや美しさ、可愛らしさを競います。今回のテーマは「 祝 FIAT 120周年」。優勝者は`65年式の500Fを“イタリアンカフェ”風にデコレーションした馬場達也さん・由美子さんご夫婦。「500Fは子供の頃から憧れていたクルマです。花や瓶で飾ってFIATをお祝いしました。優勝できて本当に嬉しいです」と、喜びのコメントをいただきました。 「FIAT♡PETSファッションコンテスト」では、イタリアをテーマにしたファションを身にまとったワンちゃんたちが登場。みんなしっかりとキャットウォークならぬドッグウォークを披露し、ポージングも決まっていました。ワンちゃんとフィアットTシャツでペアルックを披露する飼い主さんの姿も。 ファミリーでの参加者が多いのもFIAT PICNICの特徴。子供たちが楽しめるアクティビティがとにかく豊富なのです。今回はスペシャルゲストとして「NHKおかあさんといっしょの体操のおにいさん」として大人気の「よしおにいさん」こと小林よしひささんが登場。イタリア語バージョンのラジオ体操に始まり、イタリアの子供たちにおなじみの遊び「Giro Giro Tondo(ジロ ジロ トンド)」や歌、手遊びなどなどのパフォーマンスに、子供だけでなくお母さんもお父さんも夢中です。そして、最後はもちろんおなじみの「ブンバ・ボーン!」でみんな大はしゃぎ!  Share with FIATのブースも笑顔がいっぱい こちらは、フィアットの社会貢献活動「Share with FIAT」でコラボレーションしている団体の活動をご紹介するブース。  『ピースウィンズ・ジャパン』(写真右上)は、紛争や災害、そして貧困などの脅威にさらされている世界各地の人びとに支援活動を行うNPO。今回は東日本大震災からの復興に取り組む「物づくりの町、南三陸町」のクラフトワークショップを開催。  『スマイリングホスピタルジャパン』(写真右下)は入院中の子どもたちに芸術家が訪問して、豊かな時間を共有し闘病生活をサポートするNPO。今回は子供たちにも大人気の大道芸人のクラウンぴのこさんがご来場。バルーンアートなどで楽しませてくれました。  『ARK』(写真左上)は、行き場を失った多くの動物に安心してくらせる避難所(シェルター)を提供するNPO。今回は2010年12月に母犬と兄弟犬と一緒にARKに来た生後2〜3ケ月の子犬を理事の岡本ジ ュリーさんが翌年3月末に引き取り、愛犬として愛情いっぱいに大切に育てられた「ゆずちゃん」にもご参加いただきました。 FIAT×Made In Japan PROJECTのブースでは、日本各地の伝統文化と優れた職人技術とフィアットとのコラボレーションにより創作された数々の作品を展示。長岡京の竹工芸(京都))や燕三条のカトラリー(新潟)、雄勝硯(宮城)、日光彫り(栃木)など、唯一無二の素晴らしい逸品に釘付けとなりました。 フィアット、アバルトを愛するオーナーさまをご紹介 神奈川県平塚市から参加した近藤裕章さんと奥さま。自宅近くのショールームに飾ってあったブルー ヴォラーレの500が気に入って、「その展示車両、購入します!」となったとか。「この500ほど海岸線に似合うクルマはありません」と大満足のお二人! 500Xで参加の吉本昌史さん(左端)は、トリノの自転車ブランド「3T」のアンバサダーを務めています。そして、奥さまもご両親(右)も大のフィアット好き、イタリア好き。「信州の山奥で暮らす我々にとって、500Xの安定した走破性と快適な居住性はありがたいです」と、購入したばかりのこのクルマがお気に入りのご様子です。 愛知県春日井市からABARTH 595で参加の藤田義信さん。「高回転まで回るエンジンやそのサウンドがもてはやされますが、実はブレーキこそがこのクルマのいちばんの魅力だと思います」とそのパフォーマンスを絶賛しています。 バルーンチャレンジで白熱! 4チームに分かれて500C と595Cの車内に風船を投げ込む競技「バルーンチャレンジ」も大盛り上がり。最高で119個のバルーンがクルマの中に入りました! 参加者の皆様、おつかれさまででした! さまざまなアクティビティに参加した後は、当然お腹が減りますね。 FIAT PICNICのもう一つお楽しみ、それは会場の芝生広場の片側に並んだ8台のキッチンカーです。イタリア人シェフが作る『Lasagna Italiana』のラザニアや、デュラムセモリナ粉100%を使用した『CUCINA DAINO』のボロネーゼなど、たくさんのイタリア料理がみなさんの食欲を満たしてくれます! また、『chez uma』の山梨の桃を贅沢に使用したクレープや、『FARMERS BLEND』の新鮮なスムージー、ジェラートなどのデザートも充実 。 お腹が満たされたら『FIAT CAFFE』の本格エスプレッソを飲みながらショッピング。『FIAT STORE』では先行発売のビーチサンダルや携帯扇風機、FIATロゴ入りのコークシクル、車載用アロマディフーザーなどを販売。  『MT.FUJI STORE』では山梨県産の新鮮かつ無農薬の野菜・果物が並んでいました。 「フィアット&アバルト試乗会」では、新型500X、500、ABARTH 595、ABARTH 124スパイダーをご用意。愛車とは違う“気になる”モデルに乗り込み、富士山パーキングの周りを15分ほどのミニドライブ体験。500Xを試乗した工藤里志さんは、「乗り心地がいいし、高級感もありますね。アバルトオーナーなのですが、アウトドアを楽しむためにこれも欲しいですね」と大満足の様子でした。 フィナーレに向け、さらにボルテージはアップ! フィナーレに向けてますます会場のボルテージは上がってきます。すっかりおなじみになった「フィアットダンス」の時間です。今回はよしおにいさんによる、とってもわかりやすいレクチャーもあり、ハンドルを回す動きなどフィアット車でのドライブをイメージしたダンスをみんなで踊ります。雨が降っていることなんてすっかり忘れてしまいました。  そして、いよいよ閉会式。これまたすっかりおなじみの、バースデーソング(イタリア語バージョン)の大合唱タイムです。7月4日の500のお誕生日をみんなでお祝いします。  […]

DRIVING

フィアットが生まれたイタリアの“道”を楽しむ方法

フィアットがもっと好きになるイタリアン・ロードトリップ フィアット好きならイタリアのことをもっと知りたいと思っていますよね? でも、知るだけじゃなくて、実際にイタリアを走ってみたい。そう思ったことはありませんか? フィアットが生まれ、育まれたイタリアという国を自分でハンドルを握って走ったら、ますますフィアットが好きになるはず。 そこで、実際にイタリアをフィアットで走ったらどんなに楽しいか。15日間で2700㎞ほど500に乗って、イタリア一人旅をしてきましたのでぜひ紹介させてください。 空港で旅の相棒、500とご対面 イタリアでのドライブでは当然レンタカーを借りることになります。今回、日本からWEB予約しマルペンサ空港で借りたのは、走行371kmというほぼ新車のFIAT 500 POP。エンジンは1.2リッターの4気筒ですから燃料はガソリンです。トランスミッションはマニュアル、そしてナビ無しという極めてベーシックな仕様。ナビ付きやオートマチック車を希望する場合には予約時に確認しておきましょう。 相棒500と対面したら、荷物を積み込んで出発の準備。ミドルサイズの26インチ(60ℓ弱)の旅行カバンはトランクへ。荷室の奥行は50㎝以上あるので、このくらいのサイズであれば倒して積めますし、トランクを閉じれば荷物の有無は見えません。これだけで盗難トラブルの可能性は下がりますね。手荷物を助手席か後席の足元に収めるのも盗難対策。荷物を積んだらシートとミラーを合わせて出発です。そうそう、イタリアは右側通行ということをお忘れなく。 高速道路を走っても楽しいイタリア 今回の旅ではミラノ~ドロミティ~フィレンツェ~モデナ~トリノを走り回りました。都市間の移動はほぼ、アウトストラーダやスーペルストラーダと呼ばれる高速道路になります。まず気付くのは、平均速度の高さと、その割に秩序のある走行マナーです。右側通行ですので左端の車線が追い越し車線なのですが、基本的には追い越し以外で走ることはありません。そして走行車線でもほぼ制限速度の100~130km/hで流れています。もちろん500も同じ速度上で巡航しますが、ここで気付かされるのが直進安定性。2300㎜というホイールベースの短さを考えれば驚くほどピタリとまっすぐ走ってくれるので、長距離移動も疲れにくい。使用環境がクルマを育てる典型といえます。 イタリアの高速道路を走っていてもうひとつ気付くのは、ひらけた視界です。防音壁などに囲まれた日本の高速道路とは異なり、場所によってはガードレールすらありません。おかげで走り過ぎる土地の変化がとてもよくわかります。家々の意匠や生えている植物、主要産業や栽培されている農作物など、町や土地によって特色が変わっていくことに気付きます。高速道路を走っているだけで景色まで楽しめる、そんな日本との違いも面白いと感じることでしょう。 クルマ旅だから出会えるイタリアがある クルマ旅の醍醐味は、公共交通機関では行きにくい場所にも気軽に行けて、時間にも縛られず滞在でき、そこにしかない景色や文化に出会えることでしょう。山の中にあるアグリトゥリズモで鳥のさえずりと共に迎える朝や、小さな田舎町のトラットリアで味わうローカルな料理などもクルマ旅ならではの喜びでしょう。走っていてたまたま出会った景色にクルマを止めて楽しむのだって自由です。 そんな自由気ままな旅にこそ500は最高の相棒になるといえます。コンパクトな車体は古い造りの町の細い道でも扱いに困ることはありませんし、狭い場所にもスムースに駐車できるので移動が気楽です。元気に回るエンジンは山道もグイグイ登ってくれますし、曲がりくねった道もキビキビと走り抜けます。どこか目的地に行くだけじゃない、運転そのものも楽しむ旅を500はもたらしてくれるのです。 またイタリアを走っていれば、500を軽快に走らせるドライバーに老若男女の違いがないことにも気付くでしょう。土地勘がないゆえに安全マージンを多くとって走らせているこちらを、同じクルマであっという間に抜いていくローカルドライバーがたくさんいます。愛されてはいても猫可愛がりされることなく、道具としてもキッチリ使われている500の姿から、イタリア人の生活にいかにこのクルマが溶け込んでいるかが理解できることでしょう。 イタリアの道を走り出す前に知っておきたいこと イタリアを走るためには必要な手続きがありますので、その基本的なところだけここでは記すことにします。 まずは国際運転免許証の取得。イタリアを日本の免許証で走るために必要な免許です。これは各地域で指定されている運転免許試験場や運転免許更新センターなどで取得します。運転にはこの国際運転免許証と日本国内の運転免許証がセットで必要になりますので忘れずに取得しましょう。また海外旅行保険とレンタカーの保険の内容や連絡先などもよく確認しましょう。事故や故障の際には日本のJAFにあたるACI(イタリア自動車クラブ)のロードサービスに連絡することになりますので、その電話番号も控えておきましょう。それから都市によっては、旧市街や歴史地区など指定のエリアで交通が制限される場合がありますので、あらかじめ確認が必要です。 もし「全旅程をレンタカーで回るのはハードルが高いなぁ」と感じるなら、日本と同じように半日や数時間だけレンタルするという方法もあります。午前中に借りてちょっと郊外までお昼を食べに行き、暗くなる前に返却するショートトリップを計画すれば、もっと気軽にイタリアでのドライブを体験できます。 映画で“ロードムービー”といえば主人公が旅を通じて成長していく物語ですが、“ロードトリップ”はあなたの中のフィアット愛を育む旅になることでしょう。早く日本で愛車に乗りたい! そんな気持ちを抑えられないかもしれません。 マニュアルトランスミッションを搭載した500の限定モデル「500 Manuale Rossa(マヌアーレ ロッサ)」はコチラ  text・photo: 小野光陽 […]

LIFESTYLE

500は私にとってお部屋と同じ。今は移動の時間すら楽しい

一目惚れから4年、ついに念願叶う 「とにかくお尻が可愛いですよね。尖ったところがひとつもなくて、初めて見たとき、このクルマに乗りたいって思いました」 fiat magazine CIAO!内の企画「インスタしチャオ!」では、自身のインスタグラムの写真とともにおすすめドライブスポットを紹介している500オーナーの石橋由衣さん。乗り始めてちょうど2年が経つというミントグリーンの500は、透明感のある彼女の雰囲気にとてもよく似合っている。 「内装もお気に入りのポイントです。ボディ色とダッシュボードのパネル色が一緒だったり、ハンドルもアイボリーで全体的に優しいトーン。500に乗りたいと思ってからウェブで色々チェックしてたんですが、形が可愛いクルマに乗るんだから、色も可愛い方がいいかなとこのミントグリーンを選びました」 現在25歳になる石橋さんが、自動車の免許を取ったのは18歳。以前は国産の軽自動車に乗っていたそうだが、同じ会社の人が500に乗っていてフィアットというブランドを知ったと言う。「 「可愛い!」と直感で惹かれたものの、当時すでに石橋さんは車を購入したばかりでローンの支払いが…。念願叶って500との新たなカーライフをスタートさせたのは2年前。500に一目惚れしてから4年近くの月日が経った頃だった。 父からの納車祝いは塗装し直したミニカー 購入に至っては、自動車の板金塗装工場を営むお父さんのサポートがあったと言う。 「私自身、輸入車に乗るのも初めてだったので、操作は難しくないかとか維持費がどのくらいかかるのかなど色々相談にものってもらいました。あと、このミントグリーンのカラーがなかなか見つけられなかったんですが、父に相談したら探してくれて」 車内には、そんな頼れるお父様からプレゼントされたというミニカーが飾られていた。 「ミニカーが欲しいんだよね〜なんて話していたら父が買ってきてくれて。元は白だったんですが、同じ色に塗装して納車記念にとプレゼントしてくれました。すごく気に入ってます」 なんとも素敵な父娘関係。聞けば、お父様もかなりのクルマ、バイク好き。取材後にお邪魔した作業場には珍しい車両の数々。きっとお嬢さんとのクルマ談義も楽しいに違いない。 家の駐車場についてもなかなか降りられません(笑) ちなみに石橋さん、以前、軽自動車に乗っていた頃はクルマはあくまで移動手段としか考えてなかったけれど、500に乗り始めてクルマに対する考え方が変わったそう。 「今はクルマに乗ること自体が楽しいです。大好きなお花を見に行ったり、海沿いを走ったり、500だと一人で乗っていても楽しいんですよね。まるで自分のお部屋みたいな感じです。好きな曲をかけて、友達やおばあちゃんに会いに行ったり、その移動の時間さえこのクルマだとワクワクします。だから、家の駐車場に着いてもしばらく音楽かけたまま降りないでいることもあります(笑)」 クルマが好きなわけではなく、「500が好き」と断言するだけあって、由衣さんの“500愛”は会話の端々から感じられる。 そんなお気に入りの車内。ダッシュボードには花を飾れるよう小さなフラワーベースを付けている。この写真はインスタにも度々登場していて、フォロワーさんからの「いいね」の数も多い。思わず真似したくなる車内インテリアだ。 “好き”を発信していると思わぬ出会いがある 大好きな花を見に行くドライブにもたびたび出かける。たしかに彼女のインスタグラムには500に加え、花の写真も多い。最近見に行ったのは、千葉県多古町・日本寺のアジサイ。「本当はクルマと一緒に撮りたかったんですが、無理だったのでミニカーと一緒に撮影しました(笑)」と、お父様からプレゼントされた500のミニカーとアジサイが一緒に写った写真を見せてくれた。花と500どちらも好きなので、それを一緒に撮影できるスポットをいつも探しているんだそう。 そんなインスタグラムを通じて日々の生活にも変化があったと言う。 「好きなモノや欲しいものを発信していると出会いってあるんですね。最初はお花や自分が気にいったものの写真をのせるためにインスタを始めたんですが、500の写真をのせるようになって、クルマ好きのフォロワーさんが増えました。私の投稿を見て『同じ色の500を買いました』と言う方もいたりして、そう言っていただくのは嬉しいですね」 二十歳ぐらいから始めたという写真も趣味のひとつ。愛用のカメラはソニーのα5100で、自撮りの際は三脚も使っているそう。インスタに投稿する際には画像加工アプリを使って、好みの色合いに仕上げるというこだわり。最近はフィルムカメラにも凝っていたり、ドローンにも興味があると言う。 そんな色々なことに興味津々な石橋さんに、500でやりたいことを聞いてみるとこんな答えが返ってきた。 「こんなに可愛いクルマ他にはないので、これからもずっと乗っていきたいです。まだ結婚もしてないですが、チャイルドシートはどうやって付けるんだろうとか考えたり(笑)、将来子供を乗せて走るのが夢です」 クルマ好きのお父様の影響を少なからず受け継いだ石橋さん。何十年後かには、三世代でクルマ談義を楽しむ日が来るのかもしれませんね。 二十歳ぐらいから始めたという写真も趣味のひとつ。愛用のカメラはソニーのα5100で、自撮りの際は三脚も使っているそう。インスタに投稿する際には画像加工アプリを使って、好みの色合いに仕上げるというこだわり。最近はフィルムカメラにも凝っていたり、ドローンにも興味があると言う。 (撮影協力)Sghr café Kujukuri千葉県山武郡九十九里町藤下797TEL:0475-76-3551 文:松崎祐子 写真:小野口健太 500の詳細はコチラ […]

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丸の内仲通りがストリートパークに 工芸ピクニックで盛り上がっチャオ!

チンクエチェントでこだわりピクニックへGo!  え、そこに芝生? 世界に名だたる高級ブランドのブティックが軒を連ねる丸の内仲通りが一変、普段は石畳の車道に芝生が敷き詰められ、すがすがしい緑一色のストリートパークへと様変わり。車道全面に芝生、なぜこんなことが実現したのでしょうか。 じつはこれ、千代田区と民間企業が協力して実現した官民一体のプロジェクトなのでした。大手町・丸の内・有楽町エリアの街の活性化に向けた取り組みを行なっているNPO法人大丸有エリアマネジメント協会の運営のもと、区道である丸の内仲通りの一角を5月14日(火)から18日(土)までの期間限定で「丸の内ストリートパーク」へと変身。観光客はもちろん、周辺で働く方々にも憩いの場となる空間を作ろうというプロジェクトです。 東京の中心部、それも東京駅や二重橋駅、有楽町駅などの駅からほど近い、都心のど真ん中のストリートがパーク化するということで、その大胆な試みに賛同した企業や団体が集まりました。そうして生まれたアクティビティのひとつが、みんなでピクニックをして盛り上がりましょう、という企画。名付けて「丸の内工芸ピクニック」。これは楽しそう!ということで、フィアットもチンクエチェントに自慢のアイテムを積み込んで出展することに。 赤い「500 TwinAir Lounge」のトランクいっぱいに持ち込んだのは、メイド・イン・ジャパン・プロジェクトと手を組んで製作してきた工芸品の数々。山中漆器の器や会津塗りのマグカップ、京都竹工芸の箸など、ピクニックに役立つものをピクニックバスケットに入れてお持ちしました。これら日本が誇る工芸品は、人々の生活を楽しく彩るべく生まれたという点で、発想の原点はピクニックセットと同じ。そうそう、雨が降ってもいいように完成したばかりの岐阜和傘も持って行きました。 クルマとピクニックは昔から好相性 ピクニックといえば、みんなでワイワイやる方が楽しいので、別の場所に出展していた東京ピクニッククラブともブースを合体させて、さらにステキなピクニックディスプレイが完成。東京ピクニッククラブは、建築家の太田浩史さんと都市研究者の伊藤香織さんが共同で主宰し、ほかにも写真家や編集者、デザイナーなど、ピクニックを軸に集まったさまざまな業種の方々がピクニックの魅力を発信しているピクニシャン&ピクニシェンヌの集まり。ピクニックを素敵に演出する方法や、ピクニックに適したレシピ開発にも精通していて、テーブルは一層華やかに。 ピクニックの研究もされている東京ピクニッククラブの太田さんによれば、ピクニックとクルマはとても相性がよいのだとか。ピクニックは200年以上の歴史を持つなかで、クルマが誕生してから新たな局面を迎えたそうです。その結果ピクニックセットにも変化が現れ、ラゲッジルームでゴトゴト揺れても平気なようにバスケット内部に中身をホールドする機能がついたり、車外にくくりつけても安心なように鍵付きのピクニックセットが誕生したりしたそうです。またエンジンの熱で温めることでよりおいしく食べられるレシピまで生まれたそうです! ピクニック仲間との共演で、さらにかわいくディスプレイできたフィアットブース。そこでは、立ち寄ってくれた人たちに憩いの場として利用してもらったり、小さな子ども連れのお母さんに休憩してもらったりと、楽しそうな笑い声が響き渡る空間に。みなさんとても楽しそうに盛り上がってくれました。 家族や友人と一緒なら、どんより雲も笑いで吹き飛ばせるはず。ラゲッジルームにお気に入りのアイテムを積み込んで、楽しいピクニックを! 「500」の詳細はコチラ […]

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