男女問わず洗練を楽しめるモデル イタリアらしいデザインマインドが脈々と受け継がれているフィアットは、100年以上の歴史を走ってきた名門ブランド。外観だけでなく、細部までこだわり抜いた内装のおっしゃれさなど「これぞイタリア!」といった美しく洗練されたデザインが魅力のモデルばかり。 そんなフィアットから街の景色をスタイリッシュに彩る洗練の限定車「500 Unisex(チンクエチェント ユニセックス)」が登場。 ボディーカラーは、オペラ ボルドーとコロッセオ グレーの2色、シートカラーはボルドーとブラウンの2色を設定。それぞれの組み合わせで、合計4つのタイプが選べる。さらに、イタリアの高級家具ブランド『ポルトローナ・フラウ』のレザーシートを採用するなど、ひとクラス上の特別装備が充実。 男女問わず堪能できるジェンダーレスなモデルは、いつものドライブを特別なものにしてくれそう。 いつものドライブを特別なものにしてくれそう。スタイリッシュなオペラ ボルドーとコロッセオ グレー、あなたならどちらを選びますか? クルマもファッションも“ユニセックス”が合言葉 クルマとファッションは自己表現のツールといっても過言でない。大好きな彼女や彼とドライブに出かけるとき、友達とどこか知らない街に出かけるとき、そしていつか子どもができたとき……。常に私たちの日常を豊かにしてくれるものだからこそ、ハイセンスな車を選びたい。憧れの一台でさっそうと街を駆け抜けるなら、ファッションもいつものままじゃつまらない。今回は、俳優の永瀬匡さんとモデルの岩本ライラさん夫婦が、“ユニセックス”を合言葉にスタイリングを交えたクルマとの撮影に挑戦。新進気鋭のフォトアーティスト、ARISAK(アリサック)さんとの息のあったコンビネーションで、フィアットの新たな世界観を映し出しました。 妻のライラさんが撮影のパートナーに選んだのは、メタリックな質感が特徴のコロッセオ グレー。「とにかく、内装がレトロモダンでかわいくて素敵! 車にあわせてスタイリングを意識するだけで気分が変わりますね」。メンズっぽい黒のライダースにスキニーデニムをあわせ、インナーに差し色をくわえることでダークになりがちなモノトーンを、いまっぽくブラッシュアップ。スタリッシュなコロッセオグレーとエッジの効いたスタイルが潔くマッチし、新しい女性の魅力を開花させていました。 一方、夫の匡さんがセレクトしたのは、気品溢れるオペラ ボルドー。スタイリングは、ライラさんと同じく黒のライダースをチョイスし、露骨なメンズっぽさで勝負。白いTシャツをアクセントにするだけで軽やかさが加わり、グッと春らしい装いに。「ライダースは男女問わず着られる、ユニセックスなアイテム。カジュアルにも着られるし、ドレスアップもできる。オペラ ゴールドのクルマとあわせると色気が増しますね」。 ドレスアップしていざ出陣! シーンを変えて、ラグジュアリーなドレススタイルに衣装替え。ライラさんはフラワーパターンを生かしたシフォン素材の優雅なドレスを。匡さんはピンストライプのセットアップで男のダンディズムを披露。気になるコーディネートのポイントは「このジャケットはちょっとヤンチャな雰囲気だけど、フリルシャツをあわせることで、フェミニンな要素が加わり、緩急をつけています。洋服は普段からクルマありきで決めることが多いですね」と匡さん。ライラさんは「普段、ドレスってあまり着ないのでとても新鮮でした。クルマから降りると裾がフワリと揺れ動き、ちょっとしたイベントやパーティにピッタリ」。 撮影中、夫婦の会話もチラホラ。「ドライブするなら朝日を見に、湾岸線とか走りたいよね!それとも横浜に行っちゃう? 」と匡さん。「都会を駆け抜けて、空がきれいに見える場所とかいいね」とライラさん。お気に入りのクルマと一緒だからこそ、普段は行かないような場所に足を運び、ロマンティックなシチュエーションに浸りたいと語っていました。 今年、新たな命が誕生し、これまでとはライフスタイルが激変した2人。ライラさんが妊娠中のときは、匡さんが産婦人科にクルマで送り迎えをしていたのも過去の話。 新米パパ、ママとして描く理想の未来とは? 「2人だったころとは違って、これからは出かける場所が変わりそう。僕は子どもを連れてキャンプに行きたいな。自然と触れ合う、そういうことを教えていきたい」と匡さん。ライラさんは「私も自然のある場所に3人で行きたい! キャンプもいいけど、海沿いを走るのもいいな。クルマの窓から海を眺める子どもの笑顔をみたいですね」。と、3人の近い将来に目を輝かせていました。 デザイン性はもちろん乗り心地もバツグ 撮影で使用した500 Unisexは、イタリアの高級家具メーカーであるポルトローナ ・フラウ社製のレザーシートを採用。ツインエアー ラウンジという上位モデルをベースした、全国限定120台のスペシャルなモデル。ボディカラーは、シックなオペラ ボルドーとシャープなコロッセオ グレーの2種類。デザイン性はもちろん、乗り心地も快適に設計されている。実際に乗ってみた感想を2人に聞いてみた。「男女問わないデザインと色に惹かれました。コンパクトなボディなのに、大きなガラスルーフのおかげで密室感がないくて良いですね。ライラはどう?」「見た目よりも車内が広いので、ドレスを着ていても足が伸ばせる! 服を選ばず快適に過ごせるのが嬉しい」と、お気に入りのポイントを教えてくれました。 ファッションラバーをも刺激する、500 Unisex。この2人をお手本に、とびきりのオシャレを楽しみながら、行ったことのない街に遠出をしてみるのもアリなのでは。あなたなら、どんな服を着て誰とドライブに出かけますか? 永瀬匡ドラマや映画、舞台などで活躍中。仮面ライダーから大河ドラマまで、さまざまな役どころに挑戦する若手俳優として、いまもっとも注目される存在。端正な顔立ちと独自のスタイルで、メンズのファッションアイコンとしても支持を得ている。 岩本ライラストリートからモードまで、女性誌媒体で活躍する人気沸騰中のモデル。切れ長の瞳と透き通るような肌が魅力で、その凛とした中性的な佇まいは唯一無二の存在。ミステリアスな表情とは裏腹に、趣味はバドミントンという以外な一面も。 500 Unisex製品の詳細はコチラ 500 Unisex フェア4/13(土) – 14(日)フィアット正規ディーラーにてフェア開催詳しくはコチラ
※この記事はレスポンスの紹介記事です。 フィアットが日本の女性たちに向けて発信している「#ciaoDonna(チャオ・ドンナ)」というメッセージ。昨年3月8日の国際女性デーを機にスタートしたというメッセージ発信プロジェクトは、この春ちょうど1年目を迎えた。 イタリアでは親しい間柄で使われるあいさつの言葉「ciao」。そして女性という意味の「Donna」。このふたつの言葉を組み合わせたメッセージに込められたものとは。 #ciaoDonnaプロジェクトの仕掛け人でもあるFCAジャパン・マーケティング本部長のティツィアナ・アランプレセさんに、今年1月、バイクやクルマを愛する女性のためのメディア「Lady Go Moto!」を立ち上げた編集長の松崎が話を伺った。 ブランドへの愛を作り、シェアとサポートをする ─ 昨年3月にスタートされた「#ciaoDonna」ですが、私はこの言葉を聞いたときに、すごく親近感を覚えました。まずは、#ciaoDonnaがどんなプロジェクトなのかを教えてください。 私たちFCAジャパンでは、2011年からずっと「Share with FIAT(シェア ウィズ フィアット)」を合言葉に、素晴らしい社会活動をしているさまざまな団体とコラボレーションをしながら、シェアとサポートを続けてきました。具体的には、女性のエンパワーメントや子供たちの人権保護、動物愛護などの団体のサポートです。中でも私たちのメインターゲットは女性なので、女性のための社会的な活動を多く続けてきました。 そして、その活動をもっと多くの方に知ってもらうには、ユーザーとの相互コミュニケーションを充実させる必要があると考え、昨年春から多くの女性たちとともに、女性が女性に応援メッセージを贈るという意味を込めて、#ciaoDonnaというハッシュタグを付けた動画をインスタグラムとツイッターで発信しました。 ─ 私もその動画メッセージを見ました。多くの女性がポジティブに自らの想いを話されていましたね。ティツィアナさんのメッセージもありました。 Donna(ドンナ)はイタリア語で女性という意味です。そして面白いことに日本語ではOnna(オンナ)です。そこに親しみを込めて使われるciaoが加わることで、女性たちへの強いメッセージになるのです。 ─ FCAジャパンには、アルファロメオ、フィアット、ジープ、アバルトと4つのブランドがありますが、その中から#ciaoDonnaプロジェクトにフィアットを選ばれたのはどうしてですか? 4つのブランドにはそれぞれの特徴やDNAがあります。スピリットもそれぞれ違います。でも共通しているのは「LOVE」です。私は1992年からフィアット、アルファロメオ、アバルトなどイタリアの自動車ブランドでずっとマーケティングの仕事をしてきました。特にフィアットとはすごく長いラブストーリーがあります。 本来マーケティングの目的は、自動車産業においてどれだけイノベーションを起こせるかにあると思います。でも私がそれ以上にもっと大事にしているのはお客様のケア。ブランドへの愛をたくさん作ることです。そういった観点で言えば、女性から一番愛されるブランドがフィアットなのです。 #ciaoDonnaプロジェクトは、女性同士の“心の繋がり” ─ フィアットが女性から愛されるのは、具体的に言うとどういった部分なのでしょうか? いま日本のマーケットで一番パワフルなのは女性です。そして、女性は男性より合理的。色々な物事をチョイスするときも他と比較しながら冷静に判断する一方、エモーショナルな一面もあります。フィアットはコンパクトでエコ。デザインは可愛くてカッコいい。でも機能的な面でも優秀で、乗りやすく使いやすいクルマなのです。それだけに留まらず、ファッション、フード、旅行、スポーツなど生活を楽しむための要素もたくさん用意されているので、フィアットと過ごすことで毎日が楽しくなります。そういった面でも多くの女性から支持されています。 ─ じつは私の姉も『500』(チンクエチェント)に乗っています。以前は国産車でしたが、前よりクルマに乗るのが楽しそうです。 フィアットのお客様は本当に女性が多いです。その繋がりをもっと作ってほしくて、昨年は、「WHITE RIBBON RUN(ホワイトリボンラン)」という世界の女性たちの命と健康を守るチャリティランをサポートしたり、「母と子のフォトセッション」を開催するなど、積極的に女性イベントとコラボレートしました。これは、私がずっとやりたかった“心の繋がり”でもあります。 ─ なるほど、#ciaoDonnaはティツィアナさんがずっとやってきた「Share with FIAT」から生まれた女性応援プロジェクトだったのですね。 そうです。でもそれはお客様に向けての活動である一方、フィアットのディーラーで働く女性たちに向けてのメッセージでもあるのです。例えば、ファミリーでクルマを購入するときの決定権は女性であることが多いですよね。でも、私たちのディーラーさんには女性スタッフが少ないのが現実です。女性が職場でもっと生き生きと働くためには、仕事のやり方を変えていかないといけない。そこで#ciaoDonnaプロジェクトを共有し実施することで、女性同士の相互コミュニケーションが作れます。これなら来店されるお客様はもちろん、女性スタッフも楽しく働けますよね。 ─ 女性同士だから分かり合えることってありますからね。 女性同士だからリラックスして話せる。これは女性のお客様にとっても必要ですが、男性にとっても嬉しいことだと思います。笑顔で優しく接してもらったらみんなハッピーな気持ちになります。だから自動車業界で働く女性がもっと増えて欲しいですね。 女性のカーライフをもっとサポートしていきたい ─ ディーラーに行くのはちょっとハードルが高いんですが、楽しそうな仕掛けがあって笑顔で迎えてもらえたら行ってみたくなります。とはいえ、都心部ではなかなかクルマを所有できないという現実もあります。 フィアットでは昨年「パケットFIAT」という個人向けの定額カーリースプランを始めました。パケットは小さいという意味です。月々3万円というリーズナブルな価格でチンクエチェントを愛車にできるのです。自動車にかかる税金やメンテナンス費用もかからないので、女性にもぴったりだと思います。 ─ これは気になります。クルマを所有してない人はもちろんですが、乗り換えを検討している人にも嬉しいですね。チンクエチェントのような可愛らしいクルマに乗ると、よりクルマに対する愛着が湧きますから。 日本の女性はもっとカーライフに対してエネルギッシュになって欲しいと思います。クルマがあることで、好きな場所に自由に行けたり、面白いことができるはず。それらをもっとサポートしていきたいと思い、今年はクルマに関わる女性たちの団体を作る予定です。他の自動車メーカーで働く女性やレーサーや自動車ジャーナリストやエディター、タクシードライバーなど自動車に関わって働く女性たちにも加わってもらいたいと思います。 ─ それは素晴らしいですね。私もぜひ参加させてください。 もちろんです。じつは名前も決まっていて「Willage(ウィラージ)」と言います。Village(ヴィレッジ)は、村という意味ですが、頭文字をwomenウィメンのWにしてWillageと名付けました。女性は責任感が強く、子供に対して、仕事に対して、社会に対しても日々奮闘しています。そういった強い意志を持った女性にはもっとリーダーシップを見せて欲しいのです。といってもポジティブなリーダーシップですよ。それにクルマというカテゴリーが加わったら素晴らしいと思いませんか。 ─ 私は以前ティツィアナさんがあるインタビューでおっしゃっていた「女性ひとりひとりの力は小さいけれど、グループとなりまとまれば力を持つことができる」という言葉にすごく共感しました。Willageはまさにそれが形になったものですね。 そうです、それが大きくなれば自動車の将来も変わってくると思います。そのための準備をこれから始めたいと思います。みなさん、楽しみにしていてください。 ティツィアナ・アランプレセ FCAジャパン・マーケティング本部長。イタリア・ナポリ東洋大学で日本政治文化経済学を学んだのち、奨学生として来日し、九州大学大学院を卒業。卒業後はイタリアに帰国し、日本の自動車メーカーの現地法人で勤務。1992年にフィアット グループ
今年2019年2月で5周年を迎えたクラウドファンディング活動「SHARE YOUR HEART(シェア ユア ハート)」をご存じでしょうか? SHARE YOUR HEARTプロジェクトは、自分の幸せだけでなくみんなで幸せを分かちあい心を繋ぐことで、社会全体を良くしていきたい、という思いから生まれました。 FCAジャパンの4つのブランド「FIAT」「ABARTH」「Alfa Romeo」「Jeep®」それぞれが共感する社会貢献プロジェクトを、みなさまと力を合わせてサポートし、実現を目指しています。これまでに、3,400万円以上のご支援を集め、NPOなど活動に参加した団体と38個のプロジェクトを成功に導いてきました。 今回はSHARE YOUR HEARTのプラットフォームを使ってプロジェクトを達成した、スマイリングホスピタルジャパン、シャイン・オン!キッズ、ピープルデザイン研究所、グリーンバードの4団体に、プロジェクトの実施や現在の活動について伺いました。 スマイリングホスピタルジャパン ー supported by FIAT SHARE YOUR HEARTで達成したプロジェクトについて 「子どもたちと一緒に病院の白い壁をポップなデザインに変える」というプロジェクトでクラウドファンディングを行いました。現在は、本プロジェクトの実施にご了承いただいた医療機関様と打ち合わせを行い、子どもたちと壁紙デザインの制作を進めています。子どもたちと作成した壁紙の貼り付けは、4月頃を予定しています。 今回のクラウドファンディングでは100名を超える方にご支援をいただきました。多くの方に私たちの団体の存在と活動内容を知っていただくことができ、会員や寄付等を通じた団体支援者の増加も期待されます。 SHARE YOUR HEARTを選んだ理由・良かった点 プロジェクトは全国の医療機関に広げたいと考えており、多くの医療機関にプロジェクトの存在を知ってもらうため、また団体の認知度を向上するためにもクラウドファンディングは有効だと考えました。 SHARE YOUR HEARTでは、FCAジャパン が持つブランドの力と積極的な広報支援というプロジェクト達成に向けた強力なバックアップを得ることができました。 最近の活動について 医療的ケアを常時必要とする重度障害児への在宅訪問活動を進めています。 重度障害の子どもたちは特別支援学校卒業後の学習の機会がないことから、学習支援を行う「学びサポート」として、障害に応じた手作り教材や視覚入力装置等のさまざまなICTを活用した学習支援を行っています。 Smiling Hospital Japan スマイリングホスピタルジャパンhttp://smilinghpj.org/ シャイン・オン!キッズ ー supported by ABARTH SHARE YOUR HEARTで達成したプロジェクトについて 私たち「シャイン・オン!キッズ」はつらい治療を受ける子どもたちやご家族の心の面を支える活動を行っています。そのプログラムの一つがファシリティドッグです。 ファシリティドッグとは、病院などに常勤して医療チームの一員として働けるように、専門的なトレーニングを受けた犬です。ハンドラーとペアになって活動し、単なる患者との触れ合いにとどまらず、治療計画にも関わっています。 横浜での「ファシリティドッグ写真展2019 こども病院で働くしっぽの仲間」の開催を目標に掲げたプロジェクトのクラウドファンディングでは、156名の方々にご支援いただき、目標の125%にあたる1,886,700円の資金調達を成功いたしました。2016年に静岡、2018年に東京で開催した写真展を、初代ファシリティドッグのベイリーと後任犬アニーのお膝元の横浜でついに実現できることを喜ばしく思います。 これまで6回にわたるSHARE YOUR HEARTでのご支援のたび、多くの方々に活動を知っていただく機会を与えていただき心より感謝申しあげます。 SHARE YOUR
「世界中の子どもたちに、平等な教育を届けたい」 そんな想いのもと、2018年11月12日に多くの人たちが赤坂アークヒルズ・カフェに集まりました。 主催したのは、「子どもの教育が世界を変える」という理念を掲げ、グローバルで活動を展開する国際NGO「ルーム・トゥ・リード」。教育の機会を得られず、読み書きのできない世界中の子どもたちに向け、学習機会を与える等の活動を行っています。 子どもや女性が幸せに生きることのできる社会へ 7億5000万人。この数は、何を表していると思いますか? 世界には文字の読めない人、つまり文盲者が、今もなお7億5000万人いるといわれています。これは、日本人口の約6倍もの数です。彼ら彼女たちは文字が読めないゆえ、貧困の連鎖から抜け出せずにいます。一方で、もしも貧しい国に産まれた子どもたち全員が文字を勉強し、学校を卒業できたら、1億7100万人が貧困から抜け出せるともいわれているのです。 文字を勉強しないことでおこる経済損失は、世界規模で年間、1兆2000億ドルと算出されています。また、文字が読める母親のもとに産まれたら、子どもが5歳以上まで生き残る確率は50%といわれています。 世界の文盲人口のうち、2/3は女性です。ルーム・トゥ・リードでは、さまざまな開発途上国において、読み書き能力の育成と、教育における男女格差の是正に重点を置いたプログラムを通して、教育の促進と実現を目指しています。 例えば、支援が必要な国々に図書館を建設し、教師や司書のトレーニングを行います。そこに通う子どもたちは、2年生が終るころには皆、文字がすらすらと読めるようになっているのです。 この日、赤坂アークヒルズ・カフェで開催されたレセプションには、FCAジャパン マーケティング本部長ティツィアナ・アランプレセも参加し、乾杯の音頭をとりました。彼女は、冒頭の挨拶でこう話しました。 「フィアットでは、世界がよくなるための活動“Share with FIAT”の一環として、子どもや女性が幸せに生きることのできる社会の実現をサポートしています。そのためには、まず、未来を担う子どもたちへの教育が重要だと考えています。ぜひ、共にこの活動をサポートし、盛り上げていきましょう」 子どもの教育が、世界を変える 今回、初来日した新CEOギータ・ムラリさんによる挨拶では、心温まるストーリーが紡がれる一方、統計学者出身の彼女にふさわしく、明確なデータや数値が盛り込まれた内容に、誰もが引き込まれました。 「開発途上国の子どもたちが学校で勉強を続けることができれば、文盲と貧困の連鎖を一世代で断ち切ることができます。なぜなら、私自身がその実例であるからです。 児童婚の風習が残るインドで生まれ育った私の母は、とても賢かったため、13歳で高校を卒業し看護師になりました。その後、アメリカに渡り、統計学者として博士号を取得したのです。母が教育に大変熱心だったため、私への教育も当たり前のように与えられてきました。しかし、私の人生の方向性が変わったのも、今この活動ができているのも、母がアメリカに渡るという決断をしたからなのです」 「これは、私たちが生きているあいだに文盲をなくす、という大胆なゴールのために、解き放たれた可能性が活かされているというひとつの大きな実例だと思います。 無理難題のように聞こえるかもしれませんが、確実に実現できるゴールです。これまでも私たちは、子どもたちに教育の機会を与えてきました。現地の政府や他のNGOと協力することで、活動の場を広げています。 実際、2000年から2018年末までに、1660万人の子どもたちに教育の機会を与えることができました。ですから、この文盲という難題に対して、それを過去のものにすることができると信じています。 子どもの教育が世界を変えるのです。私は、皆さんと一緒なら世界を変えることができると信じています」 このゴールの実現のため、ルーム・トゥ・リードでは毎年この時期に、「Action for Education(アクション・フォー・エデュケーション)」を合い言葉に、ひとりひとりが問題意識を持ち、行動へとうつすためのキャンペーンを開催しています。 会場に集まった、ルーム・トゥ・リードの理念や活動に賛同する皆さんは、ティツィアナやギータさんの言葉に、熱心に耳を傾けていました。 このレセプションを通して、自分たちが支援している団体の活動内容を詳しく知ることができると同時に、同じ想いでつながり合う支援者同士、情報交換をしたり、ネットワーキングをしたりと、会場は和やかな話し声や笑いに包まれ、終始、温かな雰囲気でした。 自分の幸せだけでなく、みんなの幸せを求める時代 10年前からルーム・トゥ・リードを支援し続けている今西由加さんは、こう話します。 「10年前、ジョン・ウッド(ルーム・トゥ・リード創設者)の本に出合い、彼のパッションに大変共感しました。ちょうど、何か社会貢献をしたいと思っていたところでしたので、それ以来、サポートをしています。 支援者皆さんの志が高く、さまざまなシナジーが生まれるので、私にとってもすごく刺激になりますし、12歳の子どもにとっても大変良い影響があると感じています」 同じく、10年以上前にジョン・ウッドの本を読み、この現状を何とかしたいと考え、支援をはじめたという松本秀幸さんは、「自分のできることを、限られた時間のなかでし続けてきました」と話します。支援者ひとりひとりが、今、それぞれにできることをする。それこそが長く続けるための重要なポイントなのだそうです。 “旅するピアニスト”こと永田ジョージさんと、ボーカリストのレイチェル・フクシマさんは、ナット・キング・コールの名曲『Smile』をデュエット。演奏がはじまると、会場の熱気は一気にピークへ。美しく繊細なピアノの旋律と、透明感溢れるボーカルに、会場は感動の渦に包まれました。音楽を通じて、世界や人との繋がりを実践している永田さんは、6年ほど前からルーム・トゥ・リードを応援しているのだそう。 FCAジャパンのティツィアナは、フィアットがルーム・トゥ・リードをサポートする理由についてこう言います。 「私たちは、share(シェア)とgive back(お返し)という気持ちでサポートしている」のだと。 ルーム・トゥ・リードとフィアットが目指す “自分の幸せだけでなく、みんなの幸せを求める時代”を実現するためには、今こそ、私たちひとりひとりがアクションするときなのではないでしょうか。 ひとつひとつのアクションは小さくとも、それぞれの「一歩」は、大きな意味を持ちます。 この素晴らしい活動が、さらに社会に広がることを願わずにはいられません。
文化と美をこよなく愛するジンモ・エトロによって、1968年にイタリアのミラノで設立されたラグジュアリーファッションブランド「エトロ」。その50周年を記念し、同じくイタリアブランドのフィアットとコラボレーション。特別なラッピングをまとった世界に1台だけの500(チンクエチェント)が誕生しました。 ペイズリー柄の500が街の視線を独り占め 2018年10月にエトロ銀座本店で開催された、50周年を祝うアニバーサリーイベントでお披露目されたスペシャルデザインのFIAT 500。サイケデリックなペイズリーでラッピングされた個性あふれる500が、その後1週間にわたって東京の街を駆け巡り、人々の注目を集めました。 50周年を祝うビジュアルの中心に配された“50”のロゴは、カリグラフィーアーティストのルカ・バルチェローナ(Luca Barcellona)が、エトロを代表する柄であるペイズリーで描いたもの。 そのロゴとともに掲げられたエトロファミリーの信条(マントラ)は、「Faithful to Love and Beauty(愛と美に忠実であれ)」。伝統的なものへの深い理解、異郷の文化への強い興味、未知の旅を愛する気持ちは、エトロ創業以来50年間途切れることはありません。 ペイズリーはジオメトリックなパターンと混ざり合い、カレイドスコープのような華やかさを演出。エトロが誕生した60年代後期にブームとなったサイケデリックなテイストはブランドのルーツを感じさせます。バックドアにはコミカルなペイズリーの精霊も潜んでいました。 カプセルコレクション“ETRO 50”も要チェック エトロ創業50周年を記念したカプセルコレクション“ETRO 50”は、ウィメンズのクリエイティブ・ディレクターであるヴェロニカ・エトロと、メンズのクリエイティブ・ディレクターであるキーン・エトロが共同でデザインを手がけています。アイテムには 500のラッピングと同じく “50”のロゴと「Faithful to Love and Beauty」の文字が。 2018年10月の伊勢丹新宿店に続き、11月21日(水)〜27日(火)には阪急うめだ本店1階のコトコトステージ11でも“ETRO 50”のアイテムが揃うポップアップショップを開催。ショップを訪れて、コレクションに込められたエトロ50年の軌跡を体感してみてください。 Etro 50th Anniversary WWW.ETRO.COM
2018 年7 月8 日(日)、山梨県立富士北麓駐車場にて開催されたFIAT PICNIC 2018。イベントレポートの後編は、特にご来場の多かったFIAT 500 オーナーさまをご紹介。ご自身の愛車の魅力やイベントの感想などをお聞きしました。 イベントレポート前編はこちら 会場に集まった多彩な500 からピックアップ FIAT 500 1.2S SPORT 国内A 級ライセンスを持つという奥様こだわりの愛車をベースに、デコレーションコンテストに参加。テーマは「親亀の上に子亀……じゃなくて、親FIAT の上に子FIAT」。小さなチンクは子ども用の電動カート。ミラノから手持ちで持ち帰ったとい思い出の詰まった貴重なアイテムです。 「この車はコンパクトでカワイイ!でも元気なエンジンで走って楽しいところが魅力です。FIAT PICNIC は家族で楽しめるイベントで、子どもも興奮気味です。今年初めて伺いましたが来年も楽しみにしています!」 FIAT 500 ご夫婦でデコレーションコンテストに参加されたえりぽこりんさん。500 のリアゲートを開くとそこはカフェ! お二人がいつも使っているコーヒー道具がステキにディスプレイされています。500 とコーヒーへの愛が詰まったデコレーションです。 「500 の魅力はとにかくカワイイところ。いつも笑顔で私を迎えてくれる存在です。イベントはたくさんのフィアットが見られることが楽しくて、おいしいものも食べられるのでワクワクしています」 FIAT 500 VINTAGE デコレーションコンテストで2位に入賞した志村さんご夫妻。500 と暮らし始めてまだ2年未満ですが、「コンパクト」「カワイイ」「きれいなカラー」「ツインエアの性能」「おしゃれなインテリア」「女性が乗っていてもさまになる」と、その魅力にトリコのようです。 「デコレーション企画ではたくさんの投票をいただきありがとうございました! また、500 がここまで集まったのは見たことがないので壮観でした。イベント内容もよく考えられており、子どもから大人まで楽しめて良かったです!」 FIAT 600D デコレーションコンテストで栄えある1 位に輝いたのは原田愛子さん。ベースとなった600D は1960 年代の稀少なビンテージカー。購入のきっかけは、あまり人に知られていないその顔にひと目惚れしたこと。もちろん故障も多いですが、それも楽しいアトラクション。置いていても壊れるので、どうせなら乗りつくそうと、毎日運転されているそうです。 「イベントには2 回目の参加でしたがとても楽しかったです。今回はデコレーションコンテストに出たこともあり、多くの方に声をかけていただき、ステキな1 日を過ごせました」
毎年恒例のFIAT 500 の11 回目となるバースデーイベントが、2018年7 月8 日(日)に開催されました。今年はイベント名を「FIAT PICNIC」に改め、会場を山梨県立富士北麓駐車場に変更。約1,000 台、約2,000 名もの参加者とともに、ミュージックやアート、そしてたくさんのアモーレ(愛)があふれる1日を過ごしました。 イベントレポート後編はこちら 絶好のピクニック日和! FIAT PICNIC 2018 が開幕 6月中の梅雨明けを記録し、晴れの日が続いた2018 年ですが、FIAT PICNIC 2018 の開催日はなんと雨の予報が! しかし当日は皆さんの思いが天に通じたのか、富士のふもとの空には晴れ間が広がりとても爽やかで心地よい陽気となりました。 8時過ぎには新旧のFIAT 500 をはじめ、色とりどりのフィアット&アバルトなどがぞくぞく到着。駐車場の一画ではデコレーションに奮闘する方々も。普段見ることのないこんな胸おどる光景もFIAT PICNIC ならではの楽しみです。 10時には、FIAT PICNIC 2018 オープニングセレモニーがいよいよスタート。昨年に引き続きお笑いコンビのハイキングウォーキングのお二人がスペシャルMC を担当し、軽妙なトークで会場を盛りあげます。 オープニングセレモニーの最後には、FCA ジャパン マーケティング本部長のティツィアナ・アランプレセも登壇。彼女の提案のもと、西日本を中心とした記録的な豪雨の被災者に対して、皆で心ひとつに黙祷を捧げました。「西日本から来られなかった多くの友人たちへ、ポジティブな愛のエネルギーを送りましょう! アモーレ!」。 圧巻のライブパフォーマンスに釘付け ステージライブのトップバッターを飾ったのは世界的なアコーディオニストcobaさん。イタリアで培ったというアコーディオンの高度な演奏テクニックで熱く会場を沸かせ、その影響か雨がちだった空模様が一気に晴天に! ときに熱狂的に盛りあがり、ときにうっとりと聴き惚れる。聴く人々をとりこにするアコーディオンの調べが、青空のもと伸びやかに響きわたりました。 ステージ脇では人気イラストレーターのChocomoo(チョコムー)さんが、FIAT 500 Super Pop Chocomoo Edition